大村独特の料理で様々な行事にはこの料理がつきもので、その味は各家庭の秘伝と言ってよい程、代々伝えられた家独自の味。大鍋に細かく刻んだ大根、人参、里芋、蒲鉾などに落花生を加えて、骨付き鶏肉のダシで炊き上げます。

落花生を殻ごと塩茹でしたピーナッツは、庶民の味として大村では「ゆでピー」と呼ばれ親しまれています。

閉鎖性海域で波静かな大村湾は、11月下旬から1月までの2カ月あまりしか採れない貴重な青ナマコ、身が軟らかく全国でも高く評価されています。新ブランド名を大村のなまこ「琴俵（ことだわら）」とＰＲしています。

この人参は、中心部まで鮮やかな「紅だいだい色」が特徴で、カロチンやビタミンＡの含有量が非常に高く、形状が良く、肉質も軟らかく人参臭が無く、食味は最高です。特に生食やジュース等ヘルシー食品としても最適です。市内では平坦で肥沃な黒土の畑作地帯で栽培されています。

今から500年ほど前、平家の一族で名刀工の子孫が松原に住みつき農民の要望に応えて月型の鎌を作ったのが始まり。猟場の黒打ちといって真ん中に鋼を入れて刃こぼれを防いでいること、磨きをかけず地のままの色であること、しかも全行程手作りという名品です。

サクサクっとして香ばしく米粒がふわっとして硬すぎず、食べやすいおこしです。「へこはずし」の名称は、殿様があまりのうまさに「へこ（褌）」が外れていることに気付かなかったという故事からと言われています。

大村ではお祝いの席に欠かせない郷土料理となっています。ほのかな甘みと鮮やかな彩りが特徴の押し寿し。約５００年前の領地奪還に喜んだ領民が木製の四角いもろぶたに炊きたてのご飯を広げその上に野菜など載せて提供し、それを将兵たちが脇差しで角切りして食べたことが大村寿しの起こりです。

長崎和牛は、第10回全国和牛能力共進会において肉牛の部「内閣総理大臣賞」を受賞しました。長崎和牛の程よい軟らかさと旨味が味わえます。

道の駅に隣接する農産物直売所「こだわり市場」には、毎朝、地元で採れた新鮮、安心、安全な旬の農産物が年間を通じてたくさん並びます。どうぞ、農産物カレンダーの野菜や果物を是非ご賞味ください。
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大村市は全国有数の棚田米生産地、中でも鈴田地区の棚田米はミネラル豊富な山水で育った美味しいお米が採れます。

大村湾からそよぐ潮風と太陽を浴びて育つ温州ミカンは糖度が高く貯蔵性が高いのが特徴です。

7月下旬から8月上旬に出荷される、まる鈴メロンは、最高級のアールスメロンという品種です。1本の苗に1個が大切に育てられます。

大村市は有数のイチゴ産地です。道の駅周辺地区でも「ゆめのか」「さちのか」という品種を主に栽培されています。濃厚な甘さが特徴のイチゴをぜひご賞味ください。

トマト、ナス、ダイコン、ハクサイ、ブロッコリー、ネギ、芋類など、四季折々に豊かな自然環境で新鮮で美味しい農産物が育ちます。

落花生入り鶏飯。味付け鶏肉の旨みと落花生のカリっとした触感が癖になる味わいです。